全国在宅療養支援診療所連絡会が先月29日、都内で発足式、記念シンポジウムを開催した。連絡会を通じ、在宅療養支援診療所を全国規模で結び、在宅医療の普及、発展を図る。
発足式では大島伸一国立長寿医療センター総長、同連絡会の顧問となった辻哲夫前厚生労働省事務次官、小松真日本プライマリ・ケア学会前会長らがあいさつを行った。発起人代表の太田秀樹おやま城北クリニック院長が、「住み慣れた地域で家族とともに療養したい、最後は自宅で過したい、といった国民の希望に応えられるよう努力していく」との考えを示した。
同連絡会の活動内容は、在宅療養支援診療所に関する調査・研究、医師の連携・交流、在宅医療を多職種協働で行うための他の職能団体との連携、広報、教育など。全国に地域ブロック世話人会議を設置。会長、副会長が顧問や外部評価委員の意見を採り入れる。世話人会議を通し、国立長寿医療センターが協力する。
記念シンポジウムのテーマは「日本の在宅医療 夢の未来」。和田忠志あおぞら診療所院長を座長に、蘆野吉和日本ホスピス・在宅ケア研究会理事、黒岩卓夫在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク会長らがシンポジストとして、川島孝一郎仙台往診クリニック院長、田城孝雄順天堂大学医学部准教授がコメンテーターとして質疑を行った。(4月15日号)
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