神奈川県内で有料老人ホーム「はなことば」シリーズ6施設を展開している、ゆうあい(神奈川県横浜市)は今月11日から、職員確保と処遇向上を目的に給与体系を改め、給与水準を高めた職員待遇を開始した。介護職の給与水準はこれまで、ヘルパー2級資格者(20歳・高卒・未経験)の場合、最低支給は19万円だったが、これを2万円上げて21万円にした。
また役職任用基準も明確化した。
ゆうあいの給与体系はこれまで、年齢や学歴、資格や経験年数などを考慮した査定を行ってきたが、「この方式では年齢給と経験給の重みが大きく、若年層で勤労意欲に燃えた職員の定着を図ることが難しかった」(大塚良秀施設管理部長)という。
そこで年齢や他社での経験年数に関係なく、職種ごとに一律の給与を設定。入社後の職員の実力や努力、資格取得などにより、年齢にこだわらずに昇進できる仕組みを整備した。
大塚部長は「結果的に給与のアップによる職員の定着率の向上が期待できる」と、効果を見込む。
同社は今月1月に7棟目となる有料老人ホーム「はなことばセンター南」(全84室)を横浜市内に開設。今後も小田原などで介護施設展開を積極的に行っていく計画で、人材確保が喫緊の課題となっていた。
ゆうあいは、2002年に設立。本社を横浜市西区に置く。グループでの有料老人ホーム展開居室総数は310室。グループには福祉施設の設計などを手掛ける福祉研究所や医療法人社団・優愛会、特養やケアハウスを運営する社会福祉法人・湘南遊愛会など。医療福祉専門学校も持つ。(4月25日号)
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