ヒューマンホールディングスの事業子会社で、介護事業や人材関連事業を展開するヒューマンリソシア(東京都新宿区)が今月から、医療機関向けの事務職員を養成する通信講座を開始する。
同通信講座の運営は、医療福祉関連教育のケアアンドコミュニケーション(東京都豊島区)と連携して実施する。用意する講座は、レセプトの作成に必要な知識定着を目指すプログラムや、共感・受容、表現、情報伝達などの患者接遇マナーやコミュニケーション能力をアップさせるプログラムなど計3つ。
いずれの講座を通じても、最新の法改正情報や医療業界動向などの情報提供を行っていく予定。
また受講期間に制限を設けず、学習内容に関して無料質問を受け付ける体制をとることで、医療関連機関での就労経験の無い受講生にも対応する。
同社は「医療機関で活躍する事務職は、医療機関が全国にあり、年齢を問わず安定して働けるなどの理由により、特に女性からの人気職」(広報)とし、事務職員養成の通信講座の需要の高まりに期待。今年度末までに、375名程度の育成を目指す。
医療施設は高齢化とともに施設数が増加中で、施設数は現在、全国に17万ヶ所以上に伸びている。来年4月には医療制度改正・診療報酬改定があり、医師や看護師の事務作業を軽減及び補助する職員の配置が認められるようになる。
さらに2011年4月までに、レセプト(診療報酬明細書)オンライン請求の義務化など、事務職員の活躍する機会が今後ますます広がっていくことが予想されている。ヒューマンリソシアでは、医療機関向け事務職員を今から養成することで、人材需要に対応していきたい考えだ。
同社は来月から、ホームヘルパー講座を開設予定するなど、教育事業を活発化させている。(4月25日号)
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