医療・介護を中心とした人支援ロボットスーツの量産工場が4月16日、茨城県つくば市で着工された。同種の工場は世界でも初となる。
この工場で量産されるロボットスーツ「HAL」は、筑波大学の研究成果の活用を目的に設立されたベンチャー企業のサイバーダイン(茨城県つくば市)が研究・開発を行っているもの。体に装着することによって、人間の身体機能を拡張したり、増幅したりすることが可能となっている。リハビリテーション支援や、身体訓練支援、身体機能に障害がある人への自立動作支援などのほか、介護支援や重作業時における支援など幅広い分野での応用が考えられる。
サイバーダインは大和ハウス工業(大阪府大阪市)と昨年2月に業務提携を行っており、大和ハウスでは医療・介護施設、スポーツ施設での「HAL」の活用を推進している。今回の工場は、大和ハウス工業が建設を手がけるもので、今年10月より稼働を予定している。年間生産台数は500台を目指す。同時に大和ハウス工業、大和リースなどが医療機関や介護施設などに対してリースをスタートさせる計画だ。
今後、両社では次世代居住環境に関する共同研究・分野開拓などを行っていくという。(5月5日号)
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