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特別インタビュー
 
短時間で完全鎮火
消火実験実施

小規模施設にも対応

 モリタホールディングスの宮田工業(神奈川県茅ケ崎市)は昨年末、本社にてパッケージ型自動消火設備の商品説明会および消火実験を実施した。スプリンクラー設備との比較で商品の消火能力や安全性を示した。

 2回に分け、自動消火設備の消火実験を実施。1回目はユニット型の居室のベッドの上から発火。「スプリネックスミニ」の2つある感知器のうちひとつが発火後50秒、もうひとつが1分20秒で火災を感知。2分と経たないうちに火元を完全消火した。

 2回目は水道連結型スプリンクラーと「スプリネックス」の消火性能の比較実験。スプリンクラーでは完全消火が困難だったのに対し、「スプリネックス」では約15秒で消火を完了。消火薬剤の効果で火元の再燃を防止することも示した。

 「スプリネックス」はスプリンクラー設備と同等以上の防火安全性能を実現した自動消火設備。薬剤をコンパクトにパッケージしたシステムで既存施設などへも導入しやすくメンテナンスが簡単だ。

 216リットルの少量の消火薬剤を使用するため、大量の水の放射で室内が水びたしになる2次災害の心配が少なくて済む。大規模な消火用貯水槽を設置する必要がなく、配管径も34ミリとスリム。省スペースを実現した。天井全体を撤去するなど大掛かりな設置工事の必要もない。

 火災の感知スピードが速く、初期火災の間に完全消火する。差動式・定温式2種類の感知器を採用。感知器の一方が火元を感知した際にブザーで火災発生を知らせる。それぞれ感知方式が異なるため、薬剤の誤放射の発生率は極めて低くなる。

 消火薬剤は本体に貯蔵され配管部分は常に空の状態。腐敗や地震による液漏れ・凍結の心配がない。

 「スプリネックスミニ」は従来品を小型化した商品。13平米の居室まで対応する。小規模施設に低コストで導入が可能になった。

 スプリネックスの販売実績は病院、福祉施設など1252件(平成23年3月時点)。グループホームなど小規模施設の設置義務化を受け、導入が急増している。(1月15日号)
 
 
 
 
 
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