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 セントケア・ホールディング(東京都中央区)は2017年3月期第3四半期決算説明会を2月17日、開催した。施設系の稼働率改善や特定事業所加算の取得により増収増益。訪問介護事業は中重度者に特化していく方向性を改めて示した。

 

 売上高は前期比3.4%増の278億8600万円。経常利益は14.7%増の14億7900万円、純利益は前期比30%増の8億6300万円となった。

 純利益の大幅増に関しては昨年上場時の株式持ち分の変更によるもの。「法人税負担割合が前期と比較して7%程度減少した。これにより、当初の想定よりも1億円程、法人税が減少している」(森猛社長)

 

 訪問介護事業の売上高は73億4100万円(前期比2億1300万円減)、利用者数1万6006人(前期比1014人減)となったが、売上総利益率は前期比0.6%増の18.1%となった。この要因について森社長は「利用者層を中重度にシフトさせているため。引き続き特定事業所加算の取得を進めると同時に訪問看護との連携を強化する」と述べ、「今後は新総合事業を引き受けないエリアも出てくる」と言及した。

 

 訪問看護事業の売上高は20億5300万円(前期比2億5900万円増)となり、売上総利益率は前期比0.5%減の17.5%になった。これは今期に8ヵ所の新規開設の影響とのこと。今後は利益率20%を目指すとしている。

 

 また、同社が昨年発表した、アメリカのスタンフォード大学の人工知能研究所らと「ケアの質改善における人工知能(AI)の活用」の共同研究について今期1600万円程度を予算計上していることを発表。これは、ケアプランで蓄積したデータをAIで読み込み、より効率的で自立支援に繋がるケアプランを作成するもの。現在は事業化に向けてアメリカ企業とコンタクトを取っているという。

 

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