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 トヨタ自動車(愛知県豊田市)は先月、第3世代のヒューマノイドロボット「T―HR3」を発表した。力を制御するトルクサーボモジュールと、全身を自在に操るマスター操縦システムなどにより、操縦者はT―HR3にかかる外からの力を感じながら、操縦者と同じ動きをT―HR3にさせることができる。トヨタが過去に発表したヒューマノイドロボットは、指の動きなどプログラミングに基づく位置制御の正確さを追求してきた。今回のT―HR3は、家庭や医療機関などで、利用者を安全にサポートするロボットを目指し、しなやかな動きが可能なロボットとした。将来は、災害地、建設作業、宇宙などで活躍するロボットへの応用を視野に入れている。

 

 T―HR3のコア技術であるトルクサーボモジュールは、トルクセンサー、モーターや減速機などから構成され、トヨタが多摩川精機および日本電産コパル電子と共同で開発を進めてきた。内蔵された高感度トルクセンサーによりトルクを感知し、意図したトルクを出力できるよう、モーターを制御する。これにより、ロボットの関節を柔軟に制御することでしなやかな動きを実現するとともに、ロボットが外から受ける力を操縦者に伝えることができるという。

 

 玉置章文パートナーロボット部長は、「トヨタはクルマだけでなく、様々なモビリティにより、『すべての人に移動の自由』を提供することを目指している」とする。

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