上場介護事業者の2016年3月期通期決算が発表されている。昨年4月の介護報酬引下げの影響を受け、厳しい状況となっている事業者が多いようだ。今号より数回に分けて紹介する(なお一部の事業者は2016年3月期以外の決算を掲載)。

ウチヤマHD増収も利益減

▼ベネッセホールディングス(岡山市)は減収減益。ただし、介護・保育カンパニーは、高齢者住宅入居者数が順調に増加したことなどを受け、売上高は前年同期比8・8%増の950億1300万円、営業利益は同25・2%増の70億2300万円と好調。

▼ウチヤマホールディングス(北九州市)は増収減益。介護事業は売上高128億3700万円(前年同期比9・8%増)、セグメント利益4億4200万円(同51・7%減)となった。新規開設に伴う先行投資がかさんだ。

▼光ハイツ・ヴェラス(札幌市)は減収減益。経常利益・当期純利益は前期より半減した。介護報酬の引き下げに加え、昨年8月にホームを開設したことなどが影響した。

▼メディカル一光(津市)の2016年2月期決算は増収増益。ヘルスケア事業は高齢者住宅の新規開設で売上高が増えた。同事業の売上高は前年同期比16・3%増の43億300万円、営業利益は同23・4%増の1億6000万円。

▼チャーム・ケア・コーポレーション(大阪市)の2016年6月期第3四半期決算は増収増益。経常利益は前年同期のマイナス1800万円からプラスに転じた。新規開設ホームの入居が順調に進んだことなどが原因。

▼N・フィールド(大阪市)の2016年12月期第1四半期決算は増収減益から大幅な増収増益に転じた。特に経常利益は前年同期比で354・2%増となった。積極的な事業拠点の拡大により、売り上げが増加した。

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