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 ビジテラス(東京都品川区)は、介護費用をクレジットカードで支払えるサービスを開始した。インターネットで登録が可能。近年増えつつある介護費用の未収を防ぐとともに、利用者の利便性を高めることで集客効果も果たす。
 

 ソフトバンク子会社と提携し商品化。事前に登録しておけば、ソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)の審査を通った介護施設なら、介護費用や食費、居室料などの支払いにクレジットカードを利用できる。

 介護施設がケアプランに基づいて毎月の費用を概算し、事前に利用者の与信枠を決定。実際に利用したサービス分だけ決済する。事前与信をとることで、債権はクレジットカード会社に移管され、本人が払えなくとも、カード会社から入金が実行される。

 「未収金の軽減や入金作業に伴う様々なロスの削減に役立つ。利用者にとっても支払に現金を用意せずに済み、毎月の利用がクレジットカードのポイントにもなりメリットは大きい」(本田新也社長)。

 利用できるクレジットカードはVISA、マスターカード、ダイナースクラブの3種。クレジットカード決済に登録できるのは、本人か2親等以内の親族。登録はインターネットを利用。遠方に住む家族でも施設に来ることなく、支払い登録を行える。パソコンの他、スマートフォンにも対応する。

初期設定無料で

 介護施設で導入する場合、初期設定料、システム使用料とも無料。月額手数料として6980円(毎月固定)、売上金額の3・9%、トランザクション件数(入出金処理)1件につき10円がかかる。

 近年、介護サービス自己負担分や食費・家賃などの未収が増えており、「特養でも平均3%、多いエリアでは10%ほどで未収がある」(本田社長)という。来年8月からは介護保険サービスの自己負担が現行の1割から年収に応じて2割に引き上げられ、益々未収問題が懸念されている。

 また有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の供給が増大したことで事業者間の競争が激化。サービス面を如何に訴求するかが集客のポイントになっている。

 「消費者からすればクレジットカードは当たり前。このサービスを取り入れることで、他社との差別化を図っていただきたい」(本田社長)。

 施設側が未収金を回収するのは、人材不足・ノウハウ不足の点で極めて困難。カード決済を導入することで業務効率の改善と顧客満足度の向上につながる。

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