高齢者施設向けの給食・厨房受託などのナリコマエンタープライズ(大阪府茨木市)は、普通食、ソフト食・ミキサー食・ゼリー食4種類の非常食の販売を開始する。咀嚼・嚥下機能が低下した高齢者向け業務用非常食は珍しい。

 豪雪や大型台風など、近年天災を始めとする被害が多発している。ライフラインや物流網が遮断され、数日間孤立する地域が出るなど、特に高齢者にとっては深刻な問題となっていた。

 施設では非常時に普通食をすり鉢でつぶしたり、細かく刻むなどの加工が必要となり、食事の提供に時間がかかる上、人手も必要となっていた。

 そこでナリコマでは独自にレトルトタイプの非常食を開発。普通食の他、咀嚼・嚥下機能が低下した高齢者でも喫食可能なミキサー食・ゼリー食などを4種類揃える。また栄養バランスを考慮して3日分の非常食を標準献立化、施設で献立を組み立てる必要がない。

 3月1日よりナリコマの契約施設向けに先行販売を開始する。いずれは他施設や一般家庭向けにも展開していく考えだ。

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