札幌や旭川で医療機関や有料老人ホームなどを展開する医療法人が母体の健康会(札幌市、國本正雄社長)は今年10月、東京都墨田区で軽費老人ホームを開設する計画。東京進出を機に首都圏での足場を築く。

 この事業は2014年度墨田区都市型軽費老人ホーム整備事業に承認されたもの。現在の事業エリアである北海道に加え、首都圏にも事業基盤を確立する。

 施設名称はケアハウス文花(仮称)。墨田区文花一丁目に立地。土地所有者が建設し、運営を健康会が担う。敷地面積は約285平米、延床面積は4階建で約707平米。定員は20名で通所介護(定員20名)、居宅介護支援事業所を併設する。ケアハウスは2階から4階を占める。

 入居対象は、身体機能の低下により自立した日常生活を営むことが不安な高齢者。首都圏への進出は「将来の日本全体における医療・介護ニーズの分布の変化に対応する」のが狙い。オーナーは1室あたり400万円、合計8000万円の補助を受けられる。利用料(入居費用)については、入居者の収入によって都が補助。生活保護対象者も入居が可能。

 同社は2000年に設立。札幌・旭川・苫小牧を中心にグループホーム10施設、住宅型有料老人ホーム14施設など介護事業所を33ヵ所運営。従業員数は約450名。グループ全体では、急性期病院、診療所3ヵ所、訪問看護ステーション4ヵ所を中心に医療サービスを基盤とした介護事業を展開。関連法人は医療法人健康会ほか2医療法人、4営利法人など7法人。全体で約800名の従業員を擁する。

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