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 社会福祉法人基弘会(大阪市)は4月、生野区に総合的なリハビリテーションを提供する施設を開設した。クリニックや通所リハビリテーション、ショートステイ、訪問リハビリなどのサービスを提供することで利用者の在宅生活をサポートする。

 施設名称は「ココナラ巽」。4階建ての建物の1階に「ココナラ巽クリニック」、通所リハ、2階に総合リハビリテーションフロア、3・4階にショートステイ22床を設けた。

様々な最新機器を使用したリハビリを一般の利用者はもちろん外来患者やショートステイ利用者などに提供する。「歩く力を維持したい」「転倒の不安を解消したい」「手先や体の動きを良くしたい」など様々な要望に応える。

 総合リハビリテーションフロア(総合リハビリスタジオ)のスペースは約600平米。理学療法士、作業療法士、柔道整復師が5名在籍し、利用者の状態に応じたリハビリを提供する。下半身の筋力や心肺機能を向上させるためにはエアロバイクを使用。レッドコードでは前傾姿勢をとりにくくなった人のストレッチやバランス訓練を行える。

脳梗塞などによる片麻痺の利用者には片足のみが稼働する特殊なランニングマシン(片足トレッドミル)を使用。立った状態や車椅子に座った状態で、片足を前後にスライドさせることで、足の関節を強化することができる。

 そのほか、筋肉を部分的に強化するマシンや、ペグボード、アクリルコーン、ミラーセラピーなど多様な作業療法リハビリ機器を用意している。

 また「ビジョンルーム」では、映画の視聴のほか、脳トレを実践できる。スタジオの一角にはニューヨークの街並みを再現したウォーキングサーキットコーナーを設けた。

 ショートステイは全室個室。3階を男性専用、4階を女性専用とする。「ホテルのような落ち着いた環境作りを施した」(ココナラ巽副館長・貞森郁子氏)。セラピストによる個別リハビリプランを提案することで、ショートステイを活用しながらリハビリを行える。

 クリニックは社会福祉法人として運営。内科・整形外科・リハビリテーション科と在宅診療部門を設け、5月からは麻酔科も配置する。医師は非常勤含め4名の体制。医療保険を使った外来リハビリを受けられる。低周波治療器などの専門的な機器を使用し、むくみやしびれの緩和を図る物理療法を提供する。通所リハでは短時間から長時間まで介護保険サービスを利用できる。

 浴室は3階と4階に個浴を1ヵ所ずつ、1階に歩行浴スペースを併設した大浴場を設置している。

 施設内のスタッフは看護師、介護福祉士、ヘルパー、セラピストなど総数37名。全スタッフがホテルマンによる講習を受講。マナーや接客法などを学んでいる。今後、新たに言語聴覚士を採用するなど、利用者の増加に合わせスタッフを拡充する方針。

 施設全体の4月の利用者は延べ200名に達した。

 「退院後の生活に不安を抱えている方は多い。当施設では様々なサービスとリハビリテーションを利用してもらうことで、不安のない在宅生活を送れるよう地域の方々をサポートしていきたい」(貞森氏)。

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