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 丸竹コーポレーション(大阪府泉南市)は11月、泉南市でサービス付高齢者向け住宅を開設する。様々な医療ニーズに対応できるよう1階にクリニックを併設。同社が運営する訪問看護ステーション、訪問介護、居宅介護支援事業所とも連携する。サ付き住宅の施工は東建コーポレーション(名古屋市)が手掛ける。

 「約10年前、高齢者向け賃貸住宅の存在を知り、介護事業への参入の機会を伺っていた。3年ほど前に地元・泉南の地で土地購入の話しがあり、事業計画をスタートさせることができた」(立花克彦社長)。

 今年3月、社内にシニア事業部を設立。一昨年11月から「開設準備室」を設け、計画を進めてきた。泉南市中小路の土地を取得し、今年2月に着工。9月末に引き渡しを終え、10月に備品を納入、内覧会を開催する予定だ。

 施設名称は「フラワーホーム」。建物は3階建てで、居室数は40室(定員42名)。18平米の居室を中心に30平米の二人部屋も用意した。浴室は1階に個浴を4ヵ所、機械浴を1ヵ所設ける。食事は給食会社から食材を仕入れ、現場スタッフが盛り付け提供する。

 サ付き住宅の竣工に先立ち、数キロ離れた場所に訪問看護ステーションを7月1日開設。サ付き住宅の1階にはグループのクリニックが入居予定。連携を図ることで、病院からの紹介患者を受け入れやすくする。さらに訪看ステーションと同じ場所で8月に居宅介護支援事業所、11月に訪問介護事業所も開設。トータルにサービスを提供できる体制を整える。

 入居費用は家賃3万9000円、管理費1万3000円、共益費5000円で月額5万7000円。食費3万6000円(1日3食30日の場合)を含めて9万円台で入居可能(介護保険の個人負担などを除く)。9月末までに契約の場合、敷金(家賃2ヵ月分)がゼロになるキャンペーンを実施している。

 訪看ステーション「フラワーナース」は看護師常勤2名、パート1名の体制でスタート。3年後を目途に常勤5名以上を配置し、24時間オンコール、看取り、ターミナルケアなどの体制を整え、大規模ステーション化を目指す。

 サ付き住宅のオープニングスタッフは介護職員6名程度、事務職員1名、専従の看護師1名を確保。入居者の増加に合わせスタッフの増員を考えていく。

 「シニア事業を通じて高齢者へのサービス、雇用創出を図り、地元への社会貢献を果たしたい」(立花克彦社長)。

 同社の主力は産業用土木資材や災害用・業務用毛布などの繊維関連事業。自社でクリーニング工場を有しているため、布団の丸洗いを行うことができる。「いつでも清潔な心地よい布団で休んでいただけることも売りにしていきたい」(立花社長)。

 グループで展開する鍼灸院・整骨院、エステサロンなどとも連携を図っていく。同社の売上高は15億8000万円、グループでは約37億円。

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