医療法人社団高輪会(東京都港区)は7月21日、都内で訪問総会を開催した。「夢の介護・ユマニチュード」をテーマに、独立行政法人国立病院機構東京医療センター総合内科医長の本田美和子氏が講演した。ユマニチュード創始者であるフランス人イブ・ジネスト氏も登壇した。

 ユマニチュードは、フランスで考案された認知症ケア。「36年の歴史を持つ、ケアする人とは何かという哲学に基づいた実践的なケアの方法論」(本田美和子氏)。

 「見る」「話す」「触れる」「寝たきりにさせない」という4つの方法が柱となっており、認知症の人の人格を大切にしてケアすることで、本人も介護者も負担が軽くなると言われている。利用者に対し「出会い」から「ケアの準備」「知覚の連結」「感情の固定」「再会の約束」まで連続的にひとつの手順で行うことで、「叫ぶ」「暴れる」「暴言を吐く」といった行為が改善される。

 高輪会は毎年3回、訪問総会を開催。毎回有識者が講演を行っており、今年4 月には東京大学大学院人文社会系研究科の会田薫子氏が登壇した。

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