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 介護業界でM&Aが相次いでいる。生活科学運営(東京都港区)は、川崎市で介護付有料老人ホーム「SOL星が丘」を運営する東宝サポートライフ(同千代田区)の全株式を10月1日付で取得する。また、医薬品卸・調剤薬局事業などを手掛ける東邦ホールディングス(同世田谷区)は日本化薬(同千代田区)よりデイサービス事業を承継した。

人員体制1.5対1 手厚い介護提供

 東宝サポートライフは、東宝グループの東宝不動産100%出資会社。2005年7月開設の「SOL星が丘本館」(44室)と2007年9月開設の「SOL星が丘別館」(44室)の運営を事業主体である東宝不動産より受託している。今回は、東宝不動産がSOL星が丘運営事業を吸収分割方式で東宝サポートライフに承継させた上で株式を生活科学運営に譲渡する。

 また、これに伴い東宝サポートライフの代表者には生活科学運営浦田慶信社長が就任し、本社も生活科学運営の本社所在地へと移転する予定。なお社名も変更予定だが、新社名は未定。

 SOL星が丘は1・5対1以上という手厚い人員配置体制が特長。入居一時金は、入居時65歳以上70歳未満で1880万円。

 今回のSOL星が丘譲受について生活科学運営では「当社にとって重要展開地区である川崎北エリアにおいて事業の拠点が増えることになり、地域ケアの展開が充実することになる」とコメントしている。

株式に加えて不動産も取得

 東邦HDは日本化薬100%子会社で、デイサービス運営や福祉用具貸与などを手がける日本化薬メディカルケアの全株式を取得。併せてデイサービスに関連する土地・建物も取得した。なお商号は共創未来メディカルケアに変更した。同社は2003年設立。資本金5000万円。2015年3月期の売上高は4億8388万円。

 東邦HDでは、医療用医薬品だけでなく、医療や健康に関連する全ての商品を幅広く取り扱い、地域医療連携や在宅・介護分野に取り組むことで、医療・健康分野の専門企業集団の形成を図っている。今回の介護事業承継は、そうした取り組みの一環。

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