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 子会社積和サポートシステム(東京都中央区)が運営する介護付有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で複数の職員による入居者虐待行為が明らかになったメッセージ(岡山市)が運営するほかの施設でも虐待行為が行われていたことが明らかになった。また、厚生労働省は、9月18日にメッセージ関東オフィスへの立ち入り検査を行った。29日には岡山本社への立ち入りも行う予定。

新規受入停止6ヵ月の処分も

 新たな虐待行為については、14日にメッセージが同社ホームページで公表した。同社が運営する大阪府豊中市の介護付有料老人ホーム「アミーユ豊中穂積」において、介護職員1名(既に懲戒解雇)が入居者に身体的虐待を行っていたこと、および虐待を防止するための措置が不十分であったことなどに対し、豊中市より6ヵ月の新規利用者受け入れ停止の行政処分を受けた。

 また、積和サポートでの連続転落死事故、虐待行為を受け、厚生労働省は9月10日付けで、積和サポートが運営する「Sアミーユ」を所管する札幌市、東京都、八王子市、神奈川県、横浜市、川崎市に対して、直近の指導監査において暴行や虐待が疑われる事案が無かったかの報告を求める事務連絡を発出した。

 その結果、東京都三鷹市・横浜市の高齢者施設において、「職員が利用者を叩いていた疑いがある」「利用者の顔などにあざがある」など、暴行が疑われる行為・現象が報告されていた。ただし、いずれも暴行や虐待行為とは断定できず、口頭での改善指導や、改善計画の提出を求めるにとどまっている。

 厚労省は9月18日に、メッセージ関東オフィスへ立ち入り検査を行い、29日には岡山本社へ立ち入り検査を実施予定。また、近日中には積和サポート以外のメッセージグループが運営する高齢者施設を所管する自治体に対しても、暴行や虐待が疑われる事案が無かったかの報告を求めていく考えだ。

 本紙では、メッセージに対して、虐待行為の再発防止への取り組みなどについて取材を申し込んでいるが、同社は「取材等は、今はすべてお断りさせていただいている」と回答している。

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