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採用拒否など就職面で不利

 高齢者住宅紹介事業などを手掛ける笑美面(大阪市)は、LGBTと総称される性的マイノリティー者の介護業界への就労を支援する事業「レインボーワーカープロジェクト」を新たに開始した。

 レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)及び身体的性と心の性が一致しないトランスジェンダー(T)の人は、全人口の7・6%を占めると言われているが「LGBTであることを理由に就職を断られたりすることも多い上に、性転換手術のために長期休暇をとらねばならないなどの理由から正規雇用で働いている人は少ない」(笑美面峰山和真氏)という。

 こうした現状に対して同社では、能力的には全く何の問題もないLGBTを貴重な労働力と捉え、人手不足に悩む介護業界への就労を支援していく。

 「介護の現場は、男女が同じ制服を着ていたり、日常の業務内容は性別による差がほとんど無かったり、男女問わず利用できるトイレがあったりとLGBTにとって働きやすい環境にあります。またLGBTは『いじめにあうなど悩みを抱えて生きて来た人が多く、人の心に寄り添うことができ、人の心の痛みを理解しやすい』という点でも介護業界に適しています」(笑美面)

10月25日には大阪で説明会

 同社では、介護事業者に対してLGBTへの理解の促進や、雇用する場合の各種アドバイス、事業者とLGBTのマッチング、就労後の双方へのフォローなどを行う。7月25日には初のマッチングイベントを開催、4つの介護事業者と25人のLGBTが参加し、6人が採用に至ったという。

 10月25日には、大阪市の新大阪ブリックビルで2回目となるイベント「LGBTフレンドリー企業就職説明会」を開催する。

 当日はベネッセスタイルケアやツクイ、メディカル・ケア・サービスなどの民間企業のほか社会福祉法人など20事業者が出展予定。またゲイであることを明かして政治活動を行っている石川大我豊島区議会議員によるトークイベントも実施。参加は無料。就職説明会は本名以外でも参加可能。

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