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 パイオニア販売(川崎市)はこのほど、クラウドシステムを搭載したカーナビゲーションの販売を本格的に開始した。様々な業種の車両の運行管理・支援に役立つ。介護・医療事業者に対しては利用者の送迎や訪問サービスに活用できるシステムとして提案する。

 「ビークルアシスト」は、カーナビに通信モジュールをつけ車両を管理するクラウドシステム。最大5万件の顧客の地点データをクラウド上に登録。必要に応じて各ナビに転送すれば、適切な運行ルートが表示される。ドライバーによる訪問先の入力作業はなく、経験にも左右されず、到着地まで的確に案内することができる。CSV形式に変換した住所録からの読込みも可能。

 車両が訪問した地点をナビが記録。いつ、誰が、どの車両でどこへ訪問したかを日報として残せ、「集計レポート」作成の手間を省く。

 「軌跡管理」機能も付加。急加速・急減速・速度超過など危険挙動の通知機能に加え、車両が通ったルートを地図上に軌跡で表示する。リアルタイムにどこを走っているかが分かり、危険運転があった場合、事務所から即座にドライバーに知らせることができる。

 事務所からドライバーに連絡する場合は「メッセージ」機能を活用。応答付きの質問に対して、「はい」か「いいえ」で対応。地点付きのメッセージの場合は、その場所まで自動で走行ルートを送ることができる。地点ごとの詳細情報の登録も可能。高齢者宅の訪問の場合、車いすを使用しているなど本人の状態も把握できる。

 価格は後付けのポータブルタイプで15万円、AV一体型で18万円(オープン価格)。「動態管理」「メッセージ」「地点管理」「軌跡管理」「集計レポート」など一連の機能を使用した場合、1年契約で月額2500円、3年契約で同2300円の費用がかかる(ビークルアシストビュー)。販売目標は2020年に売上高100億円。カーリースを手掛けるアイ・ティ・エス(東京都杉並区)が販売代理店となり連携していく。

 「送迎や訪問などのサービスを日常的に行う介護事業者のニーズは高い。積極的な提案を行っていきたい」(開発営業部SEプロモーションチーフ・吉田秀和氏)。

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