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 ワタミグループ(東京都大田区)は11月11日に2016年3月期第2四半期決算説明会を開催した。

 介護事業は減収減益。売上高は176億円(前期比0・9%減)、営業利益は3億9000万円(前期比74・8%減)となった。

 宅食事業は減収減益。売上高は188億9000万円(前期比6・3%減)営業利益は5億7000万円(前期比43・6%減)となった。

 国内外食事業の売上高は234億円(前期比25・2%減)、営業利益はマイナス15億6000万円となった。コスト削減の取り組みや不採算店舗の閉店などにより前期と比較して赤字幅は7億9000万円縮小した。

 介護事業の前年実績差異要因としては、(1)入居金償却方法変更(マイナス4億円)、(2)介護保険報酬改定(マイナス4億円)、(3)入居率減少の影響(マイナス3億5000万円)、によるもの。

 入居率減少について清水邦晃社長は「一連の売却報道以降、新規入居者獲得が困難になったため」と説明した。

 ワタミの介護株式譲渡理由として(1)介護事業を取り巻く経営環境の変化、(2)グループ財務状況の悪化による信用力の低下、(3)既存入居者の安心安全の確保、を挙げた。

 なお、株式譲渡益は154億円程度を見込んでおり、有利子負債の返却と外食産業への投資に活用する。

 譲渡先新会社のSOMPOケアネクストへの従業員の移行は役員以外の全従業員(正社員2600名、パート社員4700名)が対象。「移行拒否も多少あったが、大多数はより大きな資本で働くことで安心している」(清水社長)

ホーム名は継続

 また、これまで用いてきた介護付有料老人ホームのブランド名「レストヴィラ」などは譲渡後も変更はしないという。

 子会社のワタミフードシステムズは組織活性化と機能強化を目的に12月1日にワタミへの吸収合併が予定されている。なお、100%子会社の吸収合併のため、直接の業績への影響は無い。

 SOMPOケアネクストへは引き続き食事提供を継続する。これまではワタミの介護のみに食事提供を行ってきたが、来年4月以降は他事業者への食事提供も開始する方針。

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