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 上場介護事業者の2016年3月期第3四半期決算発表が出揃った。第2四半期は赤字を計上する事業者も多かったが、その後の業績はどうだったのだろうか。

▼ベネッセホールディングス(岡山市)は減収減益。介護・保育カンパニーは売上高701億5800万円(前年同期比9・1%増)・営業利益48億6200万円(前年同期比37・0%増)と好調。

▼シップヘルスケアホールディングス(大阪府吹田市)は増収減益。ライフケア事業(旧ヘルスケア事業)の入居者数・利用者数は計画未達だったが、増収増益となった。

▼ニチイ学館(東京都千代田区)は増収減益。四半期純利益は28億円強の赤字。介護報酬改定の影響に加え、人材確保に時間を要し、在宅サービスの利用者が減少した。

▼メッセージ(岡山市)は増収増益。アミーユ事業は虐待報道の影響で入居率が落ち込み減収減益となったが、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の営業収入が増加した。

▼ヒューマンホールディングス(東京都新宿区)は増収減益。介護事業は事業所増により売り上げは増えたが、報酬減や処遇改善などの人件費増により損失を計上した。

▼ツクイ(横浜市)は増収減益。デイサービスの利用者増などで売り上げは好調だったが、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の新規開設に伴う人件費や諸経費負担が響いた。

▼ユニマット リタイアメント・コミュニティ(東京都港区)も増収減益。四半期純利益は赤字となった。ショートステイやサ付き住宅などの稼働率が低下した。

▼セントケア・ホールディング(同中央区)は増収増益。施設系サービスにおいて報酬引下げの影響が強かったが、訪問系サービスの新規利用者獲得が進んだことが好調の理由。

▼ウチヤマホールディングス(北九州市)は増収減益。介護事業は報酬引下げの影響や有料老人ホームなどの新規開設の先行投資費がかさんだことで、増収減益となった。

▼シダー(同)は、売上高は前年同期比8・7%増。営業利益も大幅に増加したが、四半期純利益は赤字。施設サービスは好調だったが、デイは利用者減などで減収減益。

▼ケアサービス(東京都大田区)は前四半期より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比は未記載。東京23区中心に新規出店を行う一方、既存事業所の整理・統合も進めている。

▼やまねメディカル(同中央区)は四半期純利益は約10億円の赤字。サ付き住宅を集中的に開設したことによる初期赤字の累増を解消することができなかった。

▼光ハイツ・ヴェラス(札幌市)は減収減益。サ付き住宅の入居者は増加したが、全体としては介護報酬引下げの影響を払拭できなかった。

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