タイのチェンライ・ラチャパット大学でシニアビジネスを学ぶ学生21名および教員が2月25日、くにもとメディカルグループの健康会(北海道旭川市)が運営する都内の都市型軽費老人ホーム「ケアハウス押上」を視察した。

 タイでは未だ家族の介護力があるため、介護サービスが未発達である。そのため、高齢者施設の数も多くは無い。

 しかし、高齢化は確実に進んでいるために、将来の社会インフラ整備に備えて日本の介護現場の視察に来たという。

 当日は健康会の森屋太郎東京エリアマネジャーが、特養を始めとする日本の高齢者施設の概要を説明した。参加者からは、各施設の料金体系や、1日のスケジュール、自立型の施設の高齢者の要介護度が高くなった際はどうするか、などの質問があがっていた。

 その後、施設見学では、日本の高齢者施設では当たり前の光景である廊下の手すりなどに関心が集中し、一行は盛んに写真撮影していた。

 参加者からは、「左右の麻痺に合わせた出入り口の確保、施設全体に備え付けられた手すり、高齢者の活動目線での設計など、ハード面はすぐに採り入れられそうだ」という声があがり、また、「アクティビティーではなく『住まい』に重点が置かれた施設があることに関心を持った」という意見が聞かれた。

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