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 ツクイ(横浜市)は5月13日、都内で2016年3月期決算説明会を開催した。同社のサービスを一体的に提供する地域包括ケア重点地域80ヵ所のうち、横浜市、宇都宮市、松山市の3ヵ所をモデル地区とすることを発表した。

 通期業績については、介護報酬改定の影響を受け増収減益。
 2016年3月期の連結業績は売上高668億4700万円(前期比8・8%増)。営業利益29億9700万円(前期比13・9%減)。経常利益27億3200万円(前期比15・4%減)。当期純利益11億4700万円(前期比23・8%減)となった。

 「減益となったものの、デイサービスや有料老人ホームの集客や加算取得が順調に進んだことなどにより第3四半期より増益に転じている」(津久井宏社長)

 出店実績について、デイサービスは27ヵ所の新規開設と2ヵ所の移転統合が行われ、事業所数は426ヵ所から453ヵ所となった。サービス付き高齢者向け住宅は3ヵ所の新規開設を行い、事業所数は10ヵ所。このほかヘルパーステーションの新規開設などで、全社の事業所数は618ヵ所となった。

 在宅介護事業について、デイサービスの顧客数は期間累計で41万1904人。前年比9・7%増となった。前回の法改正で新たに導入された「中重度者ケア体制加算」の算定率は62・8%となっており、4月比17・7%増。また、PT・OT・STの人数を前年より85名増やし280名となった。その結果個別機能訓練加算?・?の算定率は74・8%(前年同期比11・9%増)になった。「セラピストの採用は今後も同様に続けていく」(津久井社長)

中期経営計画 デイ3区分で

 中期経営計画の進捗状況について以下の報告をした。
(1)デイサービスの進化の方向性。コグニサイズによる認知症プログラムなどで認知症対応を強化し、機能訓練・栄養改善にも取り組み、差別化を図る。また、今期より新規出店時の定員区分を地域ニーズに考慮し、60名・45名・35名の3フォーマットから選択する。
(2)同社が考える地域包括ケア重点地区。これまで政令指定都市のほかに首都圏を中心に80ヵ所選定していたが、その中の横浜市、宇都宮市、松山市で今期よりモデル事業を開始することを発表した。
(3)従業員への投資および成長継続性の証明。2016年4月に人材にかかわる一気通貫の専門部署の設立など組織変更を実施した。

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