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 医療法人社団心(浜松市)は坂の上ファミリークリニックを基幹に在宅医療に注力。近年は有料老人ホームや有床診療所、介護老人保健施設を開設し、医療と介護が連携した総合的な体制を確立している。同法人の取組みを紹介する。

 坂の上ファミリークリニックは2005年に開院。外来診療に加え、当初から訪問診療・訪問看護・訪問リハに力を注いでいる。現在、在宅患者数は自宅高齢者が約350人、施設入居者が約500人の合計850人ほど。

 開院後、訪問介護や訪問入浴も手掛け在宅サービスを強化。2011年には住宅型有料老人ホーム「アヴィラージュ浜松医大前」(52室)を東区半田山に開設。坂の上ファミリークリニックの医師・看護師がサポート。訪問介護と居宅介護支援事業所を併設し、重度者を中心に受け入れている。入居者はがん末期や経管栄養患者など要介護3以上が過半を占める。年内中には看護師が24時間常駐する体制を目指す。

 一昨年には中区幸で取得した約3500坪の敷地に有床診療所「坂の上在宅医療支援医院」と介護付有料老人ホーム「坂の上ガーデン幸」(地域密着型、29室)を開設。さらに昨年、同敷地に在宅強化型介護老人保健施設を併設。敷地内で一体的なサービスを提供している。

看取り 年間300名超

 在宅医療・介護を軸に有料老人ホーム、老健、有床診など各部門が連携。特に重度者を在宅で支える仕組みを構築。その結果、看取り患者も増大。坂の上ファミリークリニックだけで昨年332名を看取り。有床診でも入院で100名以上を看取っている。またホームでの看取りは「アヴィラージュ」が開設から4年半で90名以上、「坂の上ガーデン幸」が2年で19名。

 現在の在宅患者数はふたつのクリニックで在宅患者、施設患者合わせ約900人。地域の病院からの紹介が8割を占める。スタッフは常勤医が8名、非常勤医が14名。看護師は訪問看護師が11名(うち常勤8名)、サテライト(アヴィラージュ)に5名(うち常勤4名)が勤務している。

 「開業から10年以上経過したが、医療・介護サービスを通し患者さんの在宅生活を支えることで、地域社会にもっと貢献していきたい」(小野宏志理事長)。

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