社会福祉法人こうほうえん(鳥取県米子市)は、東京都新宿区に小規模多機能型居宅介護事業所とショートステイ、保育園の幼老複合施設を今月開所した。東京に進出して10年目、3年ぶりの新規施設開設となる。

今回開設した施設の名称は「ヘルスケアタウン下落合」。地上4階建て、延べ床面積は2835平米の施設で、1・2階部分が定員131名の認可保育所、3階が定員27名のショートステイ、4階が小規模多機能型居宅介護事業所になっている。同法人はこれまでにも、東京都内の4区6ヵ所で介護保険事業や保育園のほか、就労支援事業などの複合施設を運営している。

川尻良夫東京事業本部長は、開設の経緯を「保育園も将来は人口減による競争激化が予想される。山手線の駅から歩いて通える立地は、将来にわたって選ばれるポイントであると考えている。職員の確保にも好影響を与えるだろう」と語る。
設備に関する拘りはショートステイの居室全てにトイレを設けていること。この点には、同法人が30年前の設立当初にケアの中心に据えた「自立した排泄を支援する」という考え方が表れている。トイレの扉には、2方向の引き戸を設置する独自の設計を取り入れた。「当法人では、豪華な設備や突飛な設計は取り入れていない。ケアの方針も設立当初から変わらず、利用者の尊厳を守るという考え方を軸としている」(川尻東京事業本部長)

また、2019年に練馬区で新規の複合施設を開設予定。今後も、都内を中心に拠点を増やしていく方針だ。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう