ハウスクリーニングを中核に、介護、保育、人材サービス、食事など人々の生活に関連する多様な事業を展開している長谷川ホールディングス(東京都豊島区)。今後、それらの事業を有機的に結合させ、相乗効果を図っていく。今年2月に社長に就任した、好本一郎氏に話を聞いた。

同社は1997年の創業以来19期連続増収で、2016年9月期の売上は前期比130%増の約362億円だ。2002年に開始した介護事業では、「イリーゼ」ブランドの介護付有老39施設、住宅型有老57施設、デイサービス22施設、グループホーム4施設の計122施設・6069室を、主に首都圏でドミナント式に展開している。今後も施設サービスに主軸を置きながら、在宅サービスの拡充も視野に入れているという。

また、混合介護に関する議論の動向に注目し、「保険外サービスの利用者は、富裕層が多くなってしまうが、今後は利用者を制限せず、需要のあるところにサービスを提供したい」としている。地域包括ケア推進にあたり、今後も拡大予定である同社の家事代行サービス「マイ暮らす」やハウスクリーニングの「おそうじ本舗」などとの連携を図っていく。

保育園は現在、首都圏と北海道で81園を運営しており、今後も事業所数を増やしていく方針。ほとんどが認可保育園だが、事業所内保育所も増加傾向だ。

同社にはフランチャイズ展開のノウハウがある。「おそうじ本舗」1420店舗、訪問医療マッサージの「KEiROW」235店舗、「マイ暮らす」78店舗など、全国47都道府県に合計2102店舗を展開している。各事業の更なる拡大と相乗効果を高めることを掲げ、現在は3ヵ年計画を策定中だ。

また、昨年にはCVCキャピタル・パートナーズが同社株式の過半を取得しており、現在は新規株式公開に向けて環境を整備中。M&Aや海外事業展開も視野に入れているという。

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