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創業当初から高齢者の自立支援、リハビリ特化型デイサービスに取り組んできたポラリス(兵庫県宝塚市)。森剛士社長に、「自立支援」に対する注目の高まりを受けて、今後の事業構想を聞いた。

── これまでのデイサービス運営で自立支援事業から得た知見を、改めて今、どのように活用していくのでしょうか。

 自立支援について周囲に教育していく体制を整え、そのノウハウや考え方を広げていきたいと考えています。対象としては2方向を想定しています。
まず、公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会(東京都千代田区)や一般社団法人日本自立支援介護・パワーリハ学会(同新宿区)と協力しながら、介護福祉士の養成校に対して自立支援介護の指導や教え方を指導していきます。

また、自社のデイサービス以外とも緩やかなアライアンスを結んで、例えば新人教育に自立支援介護に関する教育カリキュラムを組み込むなど、ノウハウの販売にも取り組んでいきたいと考えています。

── 教育事業に関わっていくということですね。もう一方はどのような事業構想なのでしょうか。

 企業単独型での外国人技能実習制度の受け入れです。

アジア人材の獲得について、競争相手は世界にいますが、優秀な人材も日本の自立支援介護を学べるということは魅力に感じるでしょう。効率・効果的な採用戦略に繋がると感じています。

また、他社での活用も働きかけていきたいと考えています。

一般的な組合を通じた海外人材の質は、受け入れ段階ではその介護技術も、日本語能力も即戦力としてみるには相当に厳しいレベルでしょう。受け入れ企業が1から教育する必要がありますが、それでは人材不足にあえいでいる企業は余計に疲弊してしまいます。

技能実習制度の本来の役割を通じて、自立支援介護の海外への展開に繋がることを期待しています。

── 住宅系のサービス展開についてどのように考えていますか。

 自立支援を推進する新たな事業モデルとして自立支援特化型のデイサービスを併設した賃貸住宅を構想しています。

利用者には3ヵ月〜6ヵ月程度住んで頂き、デイサービスに集中的に通ってもらい、状態の改善を目指します。現在家賃を12万円に設定して、実証実験に取り組んでいるところです。効果などを有効なデータで裏付けることができれば事業化して、極力長い間、自立した生活ができる環境を提供していきたいと考えています。

── 現在、サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いも十分世間に浸透しているとはいい難い状況です。サービスとして普及できるでしょうか。

 当社が自立支援を掲げてリハビリ特化型デイサービスを始めた時も、周囲に同様のサービスはありませんでした。良質なサービスの提供、正しい実践を継続していれば自然と受け入れられるものになっていくと思います。

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