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停電時でも点灯するバッテリー内蔵型の停電対策LEDが話題だ。電源が遮断されても十分な明るさで最長8日間点灯。安価であることも受け、医療機関や介護・福祉関連、ゼネコンなどで停電時の備えとして導入が進んでいる。開発は電子機器の輸入販売業者で照明器具も手掛けるオージェック(さいたま市)。ライフサポート(東京都大田区)らが販売を担う。

管球にリチウムイオン蓄電池を内蔵しており、通常の通電によって8時間ほどで充電。停電を検知すると、蓄電池を電力として3秒ほどで再点灯。消灯時でも停電を検知して点灯できるため、夜間帯の避難に効果を発揮する。

蓄電池での動作時は照度を70%に落とすため、満充電であれば連続で5時間ほど点灯。避難などに必要な明るさは確保する。管球の端子付近には電源スイッチが付いており、照明器具から取り外して手動で点灯させ、懐中電灯のように持ち歩くこともできる。

「東日本大震災を経験し、停電時でも安全に避難できる環境が必要だと考えた」(オージェック)。

開発時の課題のひとつが停電の検知の難しさ。故障した場合を停電として検知させたいものの、燃料切れなどの他の停電との区別が難しい。電気設備に詳しい専門家の助言と性能評価を求め、試験導入と改良を繰り返し製品化にこぎつけた。

「シーリングライト」、「直管タイプ」、「防犯灯」、携帯兼用タイプなど、オフィス用・家庭用などをラインナップ。病院やナースステーションなどで採用が進んでいる。今後は一人暮らしの高齢者宅や介護施設などへの採用も積極的に提案していく。

価格は携帯兼用「スマートミニ」で1万3000円、直管タイプ(室内用1200㎜)で2万円、シーリングライトで7万円(いずれも税別)。

「災害対策として最も重要な飲料や食料の備蓄は、どこの施設でも充分に行っているのではないか。しかし停電対策はほとんどなされていないのが現状。特に高齢者や障害者が対象となっている介護事業者では、入居者・利用者の安全・安心が第一。地震同様いつ起こってもおかしくない停電への備えは欠かせない」(販売代理店のライフサポート・坂口健二社長)

 

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