セコムグループのアライブメディケア(東京都渋谷区)は10月1日、12棟目の介護付有料老人ホーム「アライブ代々木大山町」を開設した。渋谷区や東海大学との連携を通じ、高齢者の健康増進に関する研究を進めると同時に地域コミュニティとして育てていく。

 

 同社は、東京都城南・城西地域の住宅街を中心に40室前後の介護付有料老人ホームを展開。今回の開設も45室・45人定員と比較的小規模な物件だ。
 「代々木大山町」では、同じ渋谷区に位置するセコムグループの医療法人社団輝生会・初台リハビリテーション病院の退院患者を積極的に受け入れ、リハビリ計画などを共有する。三重野真専務は先月30日の開設式で、「当社としても『自立支援』に注力していく。要介護度の改善だけでなく、1.5:1という手厚い人員配置で入居者の自己実現を達成させていきたい」とした。今後は健康に不安を持つ地域住民や退院患者に対して、短期入所を受け入れていく体制も整える。

 

 このほか、災害対策やICTタグを使った見守り、高度なセキュリティを取り入れ、「非常事から平時まで切れ目のない安心を提供していく」(セコム中山泰男社長)ことをセコムブランドとしてPRしていく。

 

 

手厚い人員配置で「自立支援」に注力

 

 

 「代々木大山町」独自の取り組みが、東海大学との連携。地域住民向けイベントなどで協力するほか、大学が来年4月に新設する「健康学部」と高齢者の健康について研究する。

 

 高齢者の健康増進や地域交流については、セコムからの働きかけで、渋谷区とも協定を結んでいる。同区の長谷部健区長は「今までの渋谷も多様な人材交流を通じて発展してきた。介護が必要でも『住みたい』と思える住宅の整備について民間に知恵を貸してもらいたい」と期待を寄せた。

 

 なお、2018年にはアライブメディケアの親会社・荒井商店によるサ高住「リーフエスコート」の開設が東京都国立市で決まっている。

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