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 メディカル・ケア・サービス(さいたま市、以下・MCS)は10月1日、全国4ヵ所でグループホームを開設し、運営戸数を4976戸(259棟)に伸ばした。これまでグループホーム運営戸数トップだったニチイ学館(東京都千代田区)の4922戸(277棟)を抜き、初めて運営戸数で全国トップに躍り出た。

 

 

海外事業にも注力

 

 

 1999年に創業したMCSは、「愛の家」ブランドによるグループホーム運営を主軸に介護事業を展開。創業以来、年間20~25棟ペースでグループホームを開設。2015年頃から国内の新設ペースを抑え、サービスの質を高める取り組みに注力するとともに、海外事業や介護・医療人材に関わる周辺事業などを強化してきた。

 

 2016年度(2017年8月期)は、グループホームを12棟開設し、合計の運営数は254棟4886戸となっていた。10月1日、愛の家グループホーム「二本松油井」「三芳竹間沢」「草加谷塚」「秦野大けやき」の4施設を開設し、ニチイ学館の運営戸数を初めて上回った。

 

 MCSの山本教雄社長は「運営戸数で全国トップとなり、社員のモチベーションは高まっています。今後は、運営棟数300棟を目指すとともに、中国やマレーシアなどの海外で、認知症専門会社として保険外事業などを展開していきます」と話す。

 

 中国現地の総合病院とともに運営している100床の介護施設は、昨年黒字化。9月にはマレーシアで介護事業を営む企業とともに運営する30床の介護施設を開設した。現在、2019年までには中国で120~200床規模の施設を3ヵ所で開設する計画や、マレーシアにおいて大規模な施設開設計画なども進んでいる。

 

 山本社長は「日本で培ってきた認知症ケア・予防のノウハウを、介護保険制度のない中国やマレーシアで提供することは、それだけで介護保険外の事業になる」と今後の方針について語った。

 

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