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業界・職種・役職を気にせず介護について語り合う場を創り出す「未来をつくるkaigoカフェ」。昨年に続き、「住まい×介護×医療展2019in東京」に〝応援隊〟として参画する。高瀬比左子代表に、近年の取り組みについて話を聞いた。

――kaigoカフェの活動はどのようなものか。
高瀬 kaigoカフェは7年前、東京都練馬区のカフェから始まり、毎月開催してきました。介護に関するテーマについて参加者同士で対話をすることで、新たな学びと気付きを得てもらうものです。そうすることで自分自身では気づかなかった可能性などを発見できるほか、参加者同士がゆるく繋がることで、新たな居場所ができます。

参加者層はテーマによって異なりますが、年齢は20~70代と幅広く、近年は、介護業界はもちろん、周辺事業者や介護に参入しようとしている企業・個人の参加も増えており、多様化しています。活動当初から参加している方もいますが、流動的にメンバーが変わっているため、参加者は新たな出会いと様々な視点からの気付きを得られているのではないかと思います。

――3年前にはNPO法人化した。
高瀬 カフェの取り組みを対外的に発信し、活動をさらに発展させるため、2016年にNPO法人化しました。近年は各方面からのご依頼も増え、小学校での出張カフェなども行ってきました。

カフェを開催していると参加者から「自分たちが活動する地域にカフェのような場がない」「カフェに参加したくても遠くて参加できない」「自分でもカフェを立ち上げたい」といった声を聞くようになりました。
そこで3年前からは半年に1度、ファシリテーター講座を始めました。ファシリテーター講座では、各地で自らカフェの企画・運営ができる人材を育成することで、カフェの輪を広げていきます。

去年にはクラウドファンディングプロジェクトとして、10都市(愛知・富山・山梨・長野・沖縄・三重・福岡・岩手・北海道・福島)での講座開催が実現し、350名が参加しました。そのうち30名が各地域において新たな活動の発起人となりました。ファシリテーターの職種は介護職や看護師など様々で、お寺でのカフェ開催など活動内容も多様です。

――今後について。
高瀬 近年は親などの介護のためにやむを得ず離職する「介護離職」が問題視されています。介護離職をする人は年間約10万人とも言われており、深刻化しています。Kaigoカフェは今後、この問題解決のための活動にも取り組みたいと思います。企業とパートナーを組みながら、家族などの介護をしている従業員がケアマネジャーに相談できる仕組みを構築していきます。そうすることで介護離職や人材流出を未然に防ぐほか、ケアマネジャーの新たな雇用創出にもなります。
今後もカフェの参加者と繋がりながら、活動を発展させていこうと思います。

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