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 識学(東京都品川区)は、「識学」という独自の組織マネジメント論を使ったコンサルティングを行う。創業からおよそ4年で東証マザーズに上場した。介護業界でも訪問介護事業などを手掛けるドットライン(千葉市)をはじめとし約10社が導入している。安藤広大社長に話を聞いた。

 

認識ズレなくし業務効率を改善
──識学とはどのようなものですか。
安藤 識学は、組織内の意識・思考のズレを取り除いて、すべての社員が無駄なストレスを感じることなく仕事に集中できる組織を作るマネジメント理論です。相互認識や事実認識のズレを取り除き、組織パフォーマンスの改善を図ります。

 

 

──どのようなことをするのでしょうか。
安藤 例えば、組織の中のルールを明確化します。「良い介護とは何か」に対して、会社の中で明確なルールが定まっていなければ従業員それぞれの「良い介護とは何か」に対しての答えが存在することになります。上司と部下の答えが違っていたら、どうなるでしょうか。会社という組織の中でルールを明確化することで、すべての社員が何に向かって仕事をすればよいかがわかり、業務効率が上がります。

 

 

“従業員に合わせない”

──識学の考え方のうち、介護業界にとって特に良いと考えられる手法はどんなものがありますか。
安藤 ①成長感を正しく認識させること、②組織の一員感を醸成すること、の2点です。 ①に関しては、介護などのサービス業は日々の業務を淡々とこなす状況に陥りやすくモチベーションが上がりにくい傾向にあります。したがって、何が求められているのか、何が足りていなくてそのためにどうすればよいのかを明確化します。
②に関しては、離職が怖くて一人ひとりに合ったルール作りをしている事業者もいると思います。従業員に合わせて柔軟に対応というと聞こえは良いですが、いつかは合わせきれない瞬間が出てきますし、対応されていない従業員には不満がたまります。そういったことをなくすために、一人ひとりに合わせず、明確に会社でルールを決めて、全員で守ります。同じルールの中で働くことで、②を満たすことができます。
介護業界は従業員の質イコールサービスの質となりやすい業界です。識学を導入することによるメリットは大きいと思います。

 

◆識学と一般的な研修の違い

 

 

導入社数1300、多くが生産性向上
──識学を導入することでどのようなメリットがありますか。
安藤 売上向上や離職防止の効果があります。すべての従業員が目標をもって自分の職務を認識し、無駄な時間もなく業務に集中できます。すでに導入しているおよそ1300社では、多くの企業が業績や生産性の向上の効果が出ています。

 

 

──新規事業について教えてください。
安藤 11月より、識学を実践している組織で働きたい方と識学実践企業をマッチングさせる人材紹介サービス「識学キャリア」事業を始めました。主に、マネジメントに関心のあるミドル層をターゲットとしています。現在多くの企業から問い合わせがあります。

 

 

──今後について教えてください。
安藤 今の延長線上で、多くの会社に識学を届けたいです。毎年30~50%の伸びで、導入社数を純増させていきたいと考えています。識学は、人が集まるところすべてに適用できます。学校や家族にも適用できます。将来的に「国語数学理科識学」となるよう、教育現場などにも浸透させたいですね。

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