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 厚生労働省は2日、医療従事者の負担軽減に向けた活動や、若年層に対する医療受診の教育で、優れた取り組みを行っている企業・団体・自治体を表彰する「上手な医療のかかり方アワード」の表彰式を開催。最優秀賞はブラザー工業が受賞した。

 

 

 

 

厚労省の小島敏文大臣政務官は「健康長寿は社会の必然となっている。これを支えてきたのは医師の自己犠牲精神による長時間労働だ。多くの病院で過酷な勤務環境が挙げられており、これを改善する必要がある。医師の働き方改革に取り組み、安心安全に進歩し続ける医学に対応できる体制づくりが肝となる」と語った。

 

小島敏文大臣政務官

 

 

また、医療を利用する国民や社会全体で病院のかかり方について見直すべきだと指摘。
医療は持続可能性を追求していくことが必要で、患者、保険者、医療機関、企業、日本に住む全ての人々が医療のかかり方について考えていくことが重要だと話した。

 

 

 

最も優れた取り組みを行っていると評価された団体に贈られる「厚生労働大臣賞最優秀賞」は、ブラザー工業の「明るく・楽しく・元気に従業員が安心して働ける職場環境づくりによる『上手な医療のかかり方』の実践」が受賞。

 

 

 

同社では、業務中の事故によるけがや、急病人が発生した場合に備えて、職場ごとに対応表を用意している。緊急時にはそれに従って対応し、病院での治療が必要と判断された場合は、職場から事前に病院へ連絡することで、迅速・適切に治療を受けられることができる仕組みがある。

 

また、従業員が業務時間内でも受診しやすい環境が整備されており「病気の治療と仕事の両立」「不妊治療と仕事の両立」の2つの社内ガイドラインにより、仕事と治療の両立支援を推進している。病気や不妊の治療を原因に退職しなくてよい環境を提供することで、本人の希望に沿った柔軟な働き方が可能だという。

 

 

審査員のNPO法人マギーズ東京共同代表理事・マギーズ東京センター長の秋山正子氏は、「ブラザー工業は、病気であっても安心して働ける職場環境づくりに取り組んでおり、特にがんと共に歩む人や不妊治療を受けられている人への、両立支援に力を入れている点が高く評価された」と話した。

 

 

 

そのほか、厚生労働省医政局長賞医療関係者部門では、飯塚病院の「筑豊地域医療サポーター養成制度」。厚生労働省医政局長賞自治体部門では、宮崎県延岡市の「全国市町村〝初〞『延岡市の地域医療を守る条例』を旗印とした取り組み」など、13団体の取り組みが受賞した。

 

表彰式の様子

 

 

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