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パナ、HITOWAと共同開発

 

パナソニック(大阪府門真市)は13日、IoT・AIを活用した介護施設向け新サービス「ライフレンズ」を今月から提供開始すると発表した。ライフレンズはHITOWAケアサービス(東京都港区)が運営する「イリーゼ練馬中村橋」(同練馬区)で共同実証して開発。同施設では夜間巡視にかかる業務時間を約91%削減することに成功した。

HITOWAケアサービス袴田義輝社長 右と、パナソニックテクノロジー本部スマートエイジングプロジェクト山岡勝総括担当 左

 

 

ライフレンズは、パナソニックが2016年から提供している居室に設置した高感度センサーとクラウドサービスに対応したエアコンを用いて、安否確認や睡眠リズムの把握、空調管理などを行う「みまもり安心サービス」を発展させたもの。

 

 

 

従来の見守りシステムでは課題となっていた、訪室しないと把握できない居室の様子をベッド上の動きや呼吸などの微細体動を検知するシート型センサーと、入居者の状態を把握するAI機能搭載の「V i e u r e k a(ビューレカ)カメラ」を組み合わせることで、各居室内を確認できるように改善した。

 

 

端末のトップ画面で全居室の状況が表示され、異常が発生している部屋は赤色のアイコンで表示。アイコン内には各入居者の睡眠状況や在床状態が記載されているため、容体が気になる部屋は必要に応じて映像で目視確認できる。

 

 

 

 

共同実証を行ったHITOWAケアサービスのイリーゼ練馬中村橋(居室数63)では、従来の夜間巡視の場合1室あたり約45秒時間がかかっていたが、システム導入後は1室あたり4秒と91%の削減に成功。1日あたり約200分の削減効果が現れたという。

 

 

HITOWAケアサービスの袴田義輝社長は導入結果について、「巡視時間の削減だけではなく、夜勤スタッフの精神的な負担を減らすことや不要な訪室による入居者の覚醒を減らしQOL向上にもつながった」と語り、来月までに計660室への導入を計画している。

 

 

パナソニックは今後の展望として、他社の記録システム・ナースコール・センサーなどの介護機器の一元化を実現し現場課題を解決するオープンプラットフォームを構想。日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて行っており、来年度の事業化を目指す。

 

 

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