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 東京都町田市で「地域を支える医療機関」を目指して病院や訪問看護リハビリステーションなどを運営する一般財団法人ひふみ会。同法人は10月、地域支援事業の一環として同市小野路町内の古民家を改装した複合施設「ヨリドコ小野路宿」を開設した。

 

複合施設「ヨリドコ小野路宿」イメージ図

 

 

同施設は、「訪問看護リハビリステーションヨリドコ」にカフェやコミュニティースペースなどが併設されており、地域に溶け込む医療を目指している。

 

 

2017年より一般社団法人地域包括ケア研究所とともに地域医療に注力してきたが、在宅での看取りが普及していない現状に疑問を覚えたという。同法人が運営するまちだ丘の上病院の藤井雅巳代表理事は「人々が本当に生き方・死に方に選択肢を持てているのか疑問を感じました。例えば医療従事者の中で『高度な専門性』や『人の命を扱っている』とプライドがありすぎると、無意識に患者との間に壁を作ってしまいます」と語る。

 

 

複合施設に訪問看護ステーションを設置した経緯についても「問診だけではわからない、普段どんな場所で誰と関わりどのように生活しているのかも見ていきたい意向で始めた」とコメント。

 

 

「ヨリドコ小野路宿」は鎌倉街道の宿場町として栄え、東京都で唯一「日本の里100選」に選ばれている町田市小野路町宿通りの古民家を改装して開設したもの。昔から続く人々の日常の中に、医療が自然に溶け込む場所をつくることを目指しているという。同施設は約300坪の敷地に3棟の建屋と菜園、裏山があり、地域住民の交流の場にする予定だ。

 

 

今後は近隣住民や訪問看護サービスの利用者が立ち寄り、医療の悩み事や日常生活の相談ができるようにコミュニティづくりを行うという。「運営側による企画だけでなく、訪問看護の利用者や地域の人が主体となって、やりたいことにヨリドコを活用してもらい、地域の誰もが気軽に集える場所にしたいと思います。健康に関して『診察』の場で言いにくいことを日常会話の中で気軽に相談できる場にもしていきたいです」(藤井代表理事)

 

先月オープンした訪看ステーションの外観

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