聖隷福祉事業団 シニアアンケート調査
社会福祉法人聖隷福祉事業団(浜松市)運営の老人ホームが、60歳から99歳までのシニアを対象に「コロナ禍で始めたこと、コロナ終息後にやりたいこと」に関するアンケート調査を実施。約半数の人がコロナ終息後に「国内旅行に行きたい」と答えた。
アンケートは同法人運営の有料老人ホーム「エデンの園」の入居者255名、インターネットで300名、合計555名のシニアに調査。
新型コロナ終息後、真っ先にやってみたいことについては、47.6%の人が「国内旅行」と回答。次いで「家族・孫に会う(33.3%)」、「外食(30.6%)」「温泉(28.1%)「墓参り(17.8%)」と続く。
男女別で見ると、「外食」は男性の22.2%に対し女性は35.9%、「飲み会」は男性19.9、女性8.9%、「墓参り」は男性9.5%、女性22.9%という違いが見られた。また「墓参り」については年代が上がるほどに増加傾向にあった。
「コロナ禍において新しく始めたこと、経験が増えたこと」について聞いたところ、1位の「ウォーキング(19.5%)」から「ネット通販の利用(11.7 %)」「体操(11.5%)」と続く。
ネット通販やYouTubeなどの動画視聴、SNS、ゲームなどを「ゲーム・オンライン利用」と括ると、約3割がいずれかに該当。アンケート調査の半数以上がインターネットを使って回答している前提とはいえ、シニア世代のネット活用も相当に広がってきているといえるだろう。

コロナ禍で始めたこと

コロナ終息後にやりたいこと