医療・介護ファンド運用のヘルスケアマネジメントパートナーズ(東京都港区)は、完成前に売買契約を締結する「フォワードコミットメント型」と呼ばれる取引により施設不動産を購入した。ホテルやマンションではこの手法での取引は一般的ではあるが、高齢者施設では珍しいという。

 

 

HMPが今回取得した施設は、アズパートナーズ(同千代田区)が2月1日に東京都江戸川区で開設した全93室の介護付有料老人ホーム。

 

 

施設開発は大和ハウス工業が手掛け、建築中の2020年9月にHMPが購入する契約を締結したという。不動産ファンドらが施設を購入する場合、開設後に入居が一定程度進んだ段階というのが一般的。

 

HMPは医療・介護特化型のファンド運用で実績があり、今回の介護付きホームの立地・商品性、1都3県で20の介護付きホームを運営するアズパートナーズの運営能力などを評価し「投資リスクは低い」と判断し、買取を実行した。

 

 

このスキームでは、開発事業者にとっては完成後に売却先が見つからないというリスクがなくなり、開発スピードが早まることによる建築費低減及び不動産と資金調達に関連する煩雑な業務も削減され、結果的にオペレーターにもメリットをもたらすのだという。
HMPは資金調達から運営支援まで病院再生の実績もあり、今後は同様のスキームを病院でも実施していく考えだ。

 

 

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