週の外出回数14%増

メディヴァ(東京都世田谷区)は15日、「電動車いす等安全対策・普及推進事業シンポジウム」(主催:経済産業省)で、高齢者を対象に全国の5市で実施した電動車椅子活用についての実証の結果を紹介。電動車椅子導入前と比較すると、高齢者の外出回数が増加し生活の満足度も高まることが示された。

 

 

実証が行われたのは、つくば市、東京都調布市、横浜市、静岡市、京都府京丹後市で、期間は3週間。参加者は55名で、半数以上が75歳以上となっている。

 

実証の前後で、

(1)身体面の変化

(2)精神面の変化

(3)移動GPSデータ

(4)電動車椅子への評価や実感

の4項目を比較した。

 

 

結果、1週間当たりの平均外出回数は導入前5.6回であったのに対して、導入後は6.4回となり14%増加となった。

実証後のアンケートでは8割以上が電動車椅子は1人で外出することへの自信につながると回答。

 

 

この結果を受け、同社は「電動車椅子を活用した外出支援を起点に、地域コミュニティへの参加促進により健康を維持するモデルを提案したい」とした。

 

 

 

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