2院統合、地域医療のハブに
くにもとメディカルグループのくにもと病院(北海道旭川市)は、同市内で地域医療を担う丸谷病院(同市)と統合。規模を141床に拡大した新病院を5月6日、開設した。

國本正雄 代表
くにもと病院は、年間1500例以上の肛門手術を実施する大腸肛門疾患の専門病院として実績を重ねてきた。その強みに加え、地域の高齢者の回復期や在宅復帰を支える機能を充実させ、新たなスタートを切った。グループの國本正雄代表は、「旭川市内だけでなく周辺地域に貢献する、地域医療のハブとなる病院を目指す」と語る。
新病院は統合した両病院と同じ旭川市内に開設。地域包括ケア病床100床、療養病床41床を有する病院となり、6日より診療を開始している。
くにもとメディカルグループは、くにもと病院を核とし、急性期医療・回復期・在宅復帰を支援。訪問診療クリニックや訪問看護・介護、GHや住宅型有老を多数運営し、地域における医療・看護・介護を包括的に展開している。現在の総事業所数は73事業所。総ベッド数約1000床を擁する。