クラウド型高齢者見守りシステムを展開するエコナビスタ(東京都千代田区)は5月31日、ソニーグループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を引受先とした第三者割当増資を実施したと発表した。
出資額・出資比率は非公表。増資を引き受けたソニーイノベーションファンドは2016年にソニー全額出資で設立したCVC。AIやロボティクス分野で有望とみられるスタートアップを中心に投資し、事業の成長を支援している。資本を受け入れた企業にとっては、資金以上にブランド価値が高まることが期待できる。
エコナビスタはこれまでにも東京ガスや不動産大手でヘルスケア施設を多数所有するヒューリックからの出資を受け入れている。今回の出資を機に、見守りシステム「ライフリズムナビ」の拡販を加速する。なお、6月3日には東京ガスによる追加増資を発表している。

渡邉君人社長