ユニマット リタイアメント・コミュニティ(東京都港区)は10月より、健康型有料老人ホームマゼラン湘南佐島(神奈川県横須賀市)の入居者を対象とした、「健康増進・未病改善」を目指す実証事業を開始した。

 

経営企画室兼未来ビジネス開発部 白木優史部長

 

 

 

マゼラン湘南佐島は、同社初の入居者の健康増進・未病改善を支援する健康型有料老人ホームとなっている。入居者全員にAppleWatchを提供。アツラエ社(東京都港区)が当事業向けに開発したアプリケーションをデバイス内に搭載している。アプリに入居者の歩数、消費カロリー、心電図、血中酸素ウェルネス、心拍数などのデータを記録・集積。月に1度、慶應義塾大学の循環器内科医師・木村雄弘氏がデータを評価。

 

マゼラン湘南佐島の外観

 

「食事」「運動」「社会参加活動」の観点から健康維持のためのアドバイスを行う。それに基づき、ホームでは入居者の生活改善をサポート。食事面ではメニューを一部カスタマイズし、運動面では館内のフィットネスでインストラクターが個別にアドバイスを行う。

 

 

社会参加活動も支える。館内では、ヨガ、ノルディックウォーキング、各種教室など豊富なアクティビティを用意。歩数やイベントの参加回数に応じて取得できるポイントで館内サービスを利用できるなど、行動変容を促すシステムもある。さらに、地域の人も参加できるワークショップを開催予定。入居者が自身の得意分野で講師を務めることもできる。

 

 

「未然に病気を防ぐには、普段の生活状況や身体の状態を継続的に記録、集積したデータを把握することが重要。わざわざ測りに行くのではなく、デバイスでデータを常に取得できる状況が有効と考えた」と経営企画室兼未来ビジネス開発部・白木優史部長。そこで、同社はAppleWatchに着目した。今後、スマート家電などを使い、テレビの視聴時間や睡眠の質など取得できるデータを広げる。また、集積させたデータの分析・検証を進め、アドバイスやサポートの精度を上げていく。将来的にほかの地域にも展開していく考えだ。

 

 

今月1日に開始しているモニター入居期間は最長で1年間。1か月間から入居が可能。居室利用料は、食費、付帯サービス料金別で、月額20万350円からとなっている。

 

 

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