自立支援特化型デイサービスを全国で運営するポラリス(兵庫県宝塚市)は10月1日、大阪市内の高級ホテル「リーガロイヤルホテル(大阪)」内に、ホテル宿泊客専用の自費型自立支援施設「ポラリス ステイPremium」を開設した。ホテルに滞在しながら通うことで歩行能力を回復させる、新たなリハビリテーションのスタイルを提唱していく。

 

ポラリス ステイPremium

 

 

「短期集中型」が自立支援の基本 ポラリス

「自立支援のためには運動・水分補給・食事などの生活習慣を維持・継続させることが重要です。それを毎日の習慣として身に付けていくには『合宿』の様な形で、短期集中で取り組むことが一番と考えています」とポラリスの森剛士社長は語る。

 

ホテル側はバリアフリー対応の部屋を2室用意。利用者はここに滞在しながら、ポラリスの自立支援特化型デイと同様に、アセスメントに基づいた個別のリハビリを受ける。ポラリスでは3ヵ月の滞在をワンクールとして想定。客室内滞在中の身体介護や生活援助などのサービスが必要な場合には、有料オプションで対応する。

 

また、同ホテル内にはワイズ(東京都港区)が運営する脳卒中の後遺症改善に特化した自費リハビリ施設 「Y'sヘルスケアラボ 脳梗塞リハビリセンター大阪」が2019年2月にオープンしており、ここと連携したリハビリプログラムの実施も可能。

 

 

3ヵ月で歩行能力回復目指す

 

費用は、30 泊のベーシックプラン(ポラリスでの1日2時間×週5日の歩行特化リハビリとワイズでの1日2時間×週4日の手足・生活動作の機能改善リハビリ)で税込み196万円~。まずは年内に3組の受け入れを目指す。また2泊3日で税込み11万円~の体験プランも用意している。
いずれも客室は27.4平米のスタンダードツイン。2名利用・朝食つき。

 

新型コロナウイルス感染症の影響でホテル業界は宿泊・宴会などのニーズが減少している。今回の取り組みは、ホテルにとっては長期宿泊者の獲得、スペースの賃貸料収入に繋がることから、ポラリスとしても他のホテルにも提唱していきたい考えで、現在複数のホテルと商談を進めているという。

 

 

外国人富裕層も利用対象に想定

 

「高価格帯から庶民的なホテルまで、シティホテルからリゾートホテルまで様々なタイプに対応できます。
必要なスペースは60平米以上、介護保険適用のデイではないのでスペース内にトイレが無くてもいいため、会議室やパーティールームなど現在活用されていないスペースを有効的に活用できます」と森社長。

 

また、インバウンドニーズが本格的に復活した後は中国やベトナムなどアジア諸国の富裕層を対象に、新たな形の医療ツーリズムとして提唱していきたい考えだ。

 

ポラリスではこうした「短期集中型リハビリ」の新たなスタイルとして、デイ併設サービス付き高齢者向け住宅の開設や、豪華客船クルーズを利用したリハビリツアーなどを進めていく。

 

 

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