サ高住併設のフットサルコート活用

 

今年3月、フットサルコート併設という珍しいサ高住「ファミリークラブあかね雲」を開設した社会福祉法人信和会(千葉県茂原市)。この度、スポーツ庁が進める「Sport in Life推進プロジェクト」に事業提案し採択された。スポーツと福祉を掛け合わせ、地域住民の第3の居場所づくりを目指す。

 

奥に見えるのがサ高住

 

 

2017年に文部科学省が策定した「第2期スポーツ基本計画」では、成人の週1回以上のスポーツ実施率を65%程度まで引き上げるという目標を掲げている。スポーツ庁ではその達成に向けた取り組みの一つに、「SportinLife推進プロジェクト」を実施。

 

 

SportinLifeとは、1人でも多くの人がスポーツを楽しみ、生活の中に自然とスポーツが取り込まれている姿。同プロジェクトでは、スポーツ参画人口拡大に向け、全国で取り組みを展開するためのモデル事業を創出していく。

 

 

信和会の事業案「コミュスポclubプロジェクト」は、ヨーロッパのプロサッカーチームなどが行っている地域コミュニティ創生を参考に、スポーツと福祉の融合による第3の居場所づくりを目指すというもの。サ高住併設のフットサルコート「ローヴァーズスポーツパーク茂原」を活用し、イベントを実施していく。

 

サッカー教室などで賑わう

 

 

茂原市を始めとした近隣自治体とも連携し、災害時などに孤立しがちな高齢者や子育て世代を対象にスポーツを通じた定期的な交流を促し、地域住民の顔見知りを増やしていく。

 

 

運動プログラムは元サッカー日本代表のカレン・ロバート氏がオーナーの社会人サッカーチームやフィットネスクラブ運営のルネサンスが協力。プログラムの一つに、日本サッカー協会も推奨する「ウォーキングフットボール」も加える。これは、その名の通り歩いて行うサッカーのこと。

日本サッカー協会では2016年より体験会などを実施してきたが、性別や年齢、障がいの有無問わず誰でも楽しめることから、ウォーキングフットボールの普及を進めている。また、楽しみながら災害時に必要な力を養う「防災運動」などもプログラムに組み込む。

 

 

信和会の杉田大樹理事長は今回のプロジェクトについて、「茂原市は災害も少なくない。防災意識の醸成や近隣住民の交流の機会を提供し、地域に開かれた施設にしていきたい」と話す。

 

 

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