障がい者グループホーム800カ所

持ち帰り寿司店などを展開する小僧寿し(東京都中央区)は11月16日、障がい者グループホーム運営・支援のアニスピホールディングス(同千代田区)の株式を取得し特定子会社とすることを発表した。

 

中古戸建てを改修するモデルで拡大

 

 

小僧寿しのIRによれば、アニスピHDの2021年3月期の売上高は10億1500万円、営業利益5100万円、経常利益4800万円。

 

小僧寿しはアニスピHD株式の95%を2億3000万円で取得する。1億3000万円を金銭で支払い、残り1億円分は現物出資分として藤田英明代表に小僧寿し株を割り当てる。これにより藤田氏は小僧寿し株を1.39%所有する第5位株主となる。

 

両社は16年にも、藤田氏が経営していた介護事業会社の「けあらぶ」の株式50%を小僧寿しが取得したことがあった。けあらぶを通じて高齢者施設運営会社を買収したこともあったが、赤字が続き19年に売却していた。その後、小僧寿し本体の「持ち帰り寿し事業」「デリバリー事業」などの収益性が改善。新たな成長事業を模索していた中で、再度藤田氏が経営するアニスピHDの株式譲渡を打診、取得が決定した。

 

アニスピHDは「ペット共生型障がい者グループホーム」を直営、またFC・レベニューシェアモデルで全国に展開。現在運営中のGHだけで600以上あり、開設予定を含めれば800超になるという。小僧寿しは、アニスピHD直営、また支援先施設の「365日の日常食」「イベント食」の提供を進めていきたい考えだ。

 

 

 

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