楓の風(横浜市)202110月より、看取り特化型の訪問看護フランチャイズ事業を展開している。

東京、神奈川エリアで在宅療養支援診療所(訪問診療)5拠点、訪問看護ステーション17拠点、デイサービス14拠点を運営する同社が、在宅での看取り経験と訪問看護事業所経営のノウハウを活用し、地域に貢献する事業所の立ち上げをサポートしていく。

 

 

楓の風が自社で運営する17カ所の訪問看護事業では、年間300400件、延べ3000件を超える在宅看取りの実績を有する。

同社の下手将裕取締役は、「在宅での看取りニーズは今後いっそう高まっていく。看取り難民を出さないために、普及を図るべくFC展開に着手した」とその経緯を語る。

 

 

FC加盟店には、同社が訪看の開業から運営までを総合的にサポートする。開業支援においては、市場調査、看護師の採用支援、営業・連携活動、許認可申請、資金調達、人材育成にいたるまで、同社保有のノウハウを提供する。

開始後の運営についても、訪看運営のモニタリングと指導、人材育成、営業・連携活動、その他の運営相談・支援など手厚いサポート体制をとる。モニタリングと指導においては、本部のスーパーバイザーが開設から最初の2カ月間、リモート会議で集中してサポート。営業・連携活動については本部による基幹病院への広報連携活動などを実施する。

 

 

初期投資は、加盟金に開業支援金、研修費、保証金を合わせた450万円のほか、採用費や事務所の内装費など総額770万円強が目安。開業後のロイヤリティは月15万円で、FC契約期間は開業から5年間と設定する。同社の収支モデルでは看護師3名体制で、事業開始から12月後の単月黒字化を見込む。

 

 

「楓の風ブランドに固執するわけではない」と語る下手取締役。FCのほか独自ブランドでの開業・運営支援、既存店の運営支援も行っていく。

いずれの形態においても重要なポイントとなるのは「現場のマネジメント」。高い基準を満たす看護師の確保・定着が不可欠となる。

 

下手将裕取締役(中央)と専門看護師の馬場さん(左)大友さん(右)

 

「在宅での看取りへの関わりは、看護師自身にとって意義深く、新たなキャリアの展開にもつながる」と語る同社の馬場愛子さん(在宅看護専門看護師)と大友ゆきえさん(がん看護専門看護師)。看護を熟知する専門スタッフがスーパーバイザーとなって在宅での看取りを支援していく。

 

 

 

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