SOMPOケア(東京都品川区)は2021年12月15日の記者会見で、役員人事異動を発表。4月1日付で、同社の代表取締役社長COOに鷲見隆充氏が就任することを明らかにした。現社長の遠藤健氏は代表取締役会長CEOに就任する。
鷲見隆充氏（左）と遠藤健氏（右）
鷲見氏は1995年に安田火災海上保険(現・損害保険ジャパン)に入社。2017年にSOMPOケアメッセージで執行役員副本部長、2019年に損害保険ジャパン日本興亜(現・損害保険ジャパン)で人事部長を歴任。現職は損害保険ジャパンの執行役員人事部長となっている。
鷲見氏は、「人を大切にすることを約束し、今以上に働きがいがある会社にしたい」と抱負を述べた。
遠藤氏は会長へ
遠藤氏については、SOMPOケアの会長就任に合わせて、グループ持ち株会社のSOMPOホールディングス(同新宿区)の執行役介護・シニア事業オーナーにも就任する。遠藤氏は事業の今後について、「現在、特定施設から、在宅の訪問介護・看護、デイサービスまで多くのサービスを取り揃えている。しかし、地域によっては偏りが生じている。それぞれの地域において、フルラインナップで展開できるようにしていきたい」と語った。
同日、SOMPOホールディングスも役員人事の異動を発表。4月1日付でグループCEO取締役代表執行役会長に櫻田謙悟氏が、グループCOO代表取締役社長に奥村幹夫氏が就任する予定だ。
