岡山大学(岡山市)は3月17日、フレイル予防に関する研究結果を発表。「フレイルになる人は、2年前に舌の動きが衰えている」ことが分かった。

 

岡山大学病院歯科・予防歯科部門の竹内倫子講師と岡山大学学術研究院医歯薬学域予防歯科学分野の森田学教授らの研究グループは、同院を受診した60歳以上の患者97人を対象にフレイル評価を行い、2年間追跡調査を実施。2年後にフレイルになった34人と健康を維持した人との違いを分析したところ、2年後にフレイルになった人の多くはすでに舌の動きが平均値を下回っていたことが分かった。

 

舌の動きが衰えると、コミュニケーション障害や栄養不足を介してフレイルに影響する可能性がある。特に、1 秒間に続けて「タ」と発音できる回数の平均値を6・3回とし、6回を下回る人は2年後にフレイルになる傾向が高いという。

 

「舌の動きは、訓練すると維持・改善できるといわれています。適切な介入を行うことによりフレイルを予防・改善できるかもしれません」( 竹内講師)

 

岡山大学病院
竹内倫子講師

 

 

他研究グループや自治体などにおいても、多くのところで口腔機能改善に向けた健康体操が取り入れられている。それに加えて、同研究グループではさらなる介入研究を開始するという。

 

健康体操の内容や頻度など、よりベストな方法を解明すべく研究を進めていく。

 

 

 

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