ONODERA USER RUN(東京都千代田区)は4月6日、フィリピンのダバオに新たな教育拠点「ONODERA USER RUNフィリピン ダバオセンター」を開設した。

 

教育拠点を開設したダバオはフィリピンで唯一、日本語学科を有する大学があるなど、日本で働きたいといった若者のニーズが高いという。経済力に関わらず意欲の高い若者に広くチャンスを提供するため、教育拠点を開設した。

 

 

施設外観

 

 

同拠点は定員700名。対象分野は介護業・外食業・飲食料品製造業。介護実習室、調理室などの最新設備を揃えている。また、コロナ禍を踏まえてオンライン教育に対応する環境も用意。無償の食堂付き学生寮も完備し、遠方の学生にも対応できる体制だ。また、LGBTQに対する理解を促進し、多様な人材と共に活躍できるような共生プログラムも実施するという。

 

フィリピン事業部の原彩夏シニアマネージャーは「無償教育で、日本とフィリピンの架け橋となり、多くの若者にチャンスを掴んで欲しい。また、日本で長期間働く志の高い、優秀な特定技能外国人を、人材不足に悩む事業者に紹介し、就労後の生活・学習支援もワンストップで行うことで、持続可能な社会へ、国際貢献につなげていきたいと考えている」と語る。

 

 

フィリピン事業部
原彩夏シニアマネージャー

 

 

同社は東南アジア4ヵ国(フィリピン、ミャンマー、カンボジア、ベトナム)における人材教育事業と、特定技能に特化した日本国内への人材紹介事業を展開。特定技能に必要な専門職の介護・外食・飲食料品製造分野の教育を現地にて無償で行なっている。

 

学生数は2829名(3月時点)。これまでに特定技能の合格者を1219名輩出し、39都道府県で952名がすでに就労・内定しているという。

 

 

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