パナソニック エイジフリー(大阪府門真市)が同枚方市で運営する介護付きホーム「エイジフリーライフ・星が丘」は、今年4月にリハビリテーション強化型ホームへとリニューアルを行った。脳梗塞リハビリセンターを運営するワイズ(東京都港区)の監修の下、リハビリ機器などを一新している。

 

 

 

セラピスト増員 土日も1名常駐

 

 

ホームは2004年の開設で居室数は54。人員配置1.51と手厚いケアが売りだ。入居費用は入居時年齢にもよるが一時金3000万円前後・月額20万円程度(介護保険自己負担額別)。関西を代表する高級ホームだ。

 

これまでも作業療法士による生活リハビリに注力していたが「国がリハビリを推進する中で、この部分をもっと尖らせたホームにしよう」(荒田英史施設長)と考えたという。

 

もともと在籍していた作業療法士2名に加え、新たに理学療法士1名を雇用し、平日は最低2名、土日は1名が常駐する体制を敷いた。また、必要に応じて外部の言語聴覚士も訪問する。「今後のニーズによっては言語聴覚士の自社雇用など、セラピストの増員も検討します」という。

 

また、同ホームでは、ほかの高齢者住宅では別途請求される様々な費用が月額利用料に組み込まれているのが特徴で「機能訓練指導員によるリハビリ」もそれに含まれている。今風に言えば「サブスクでリハビリを受けられる」ので、費用面の心配をすることなく頻回なリハビリを受けることができる。

 

 

2階のリハビリルームも一新した。「これまでも様々なリハビリ機器を設置していたのですが、必ずしも入居者のニーズと合致していない部分もありました」。新たに導入した機器の中でも、CYBERDYNE社の歩行練習マシン「HALTREAD」は、全国の高齢者施設で導入しているのは同ホームだけという珍しい物。機器は空いていれば自由に利用できる。

 

一新されたリハビリルーム

 

 

様々な仕掛けでやる気維持

 

 

また、リハビリルームの中央にコミュニティスペースを設け、リハビリに関係なく誰でも集えるようにした。制作活動などのイベントをここで行うこともあるという。

 

「リハビリについては、当人のモチベーションをいかに持続させるかが重要です。誰もいないところで黙々と運動するのではモチベーションはあがらないでしょう。リハビリルームにほかに人がいることが、自然にリハビリをしている人への応援となり、当人のやる気につながると考えています」

 

 

やる気、という点で言えば、屋外もリハビリスペースとして活用し、気晴らしや気分転換ができる環境を整えているのも特徴だ。建物の周囲にある竹林の中に全長80メートルほどの遊歩道を、建物の屋上に庭園を設けている。どちらも天候面で問題がなければ昼間は入居者に開放しており、自由に散歩が楽しめる。

 

散歩も可能な敷地内の竹林

 

 

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう