社会福祉法人あかね(兵庫県尼崎市)が運営するサービス付き高齢者向け住宅「ヴィラベルセゾン」が8月同市内に開業する。同法人のシニア向けマンション「ヴィラ」シリーズとしては6棟目。阪神電鉄出屋敷駅より徒歩2分という好立地が特徴で、比較的元気な高齢者が買い物などに外出しやすい環境を整えている。

 

 

全ての居室で30㎡以上確保

 

居室数は42で、全室30平米以上を確保。家賃は10万6000円~15万5500円。共益費・生活支援サービス費は合計6万800円。敷金は30平米のAタイプ居室で68万円、37.66平米のBタイプ居室と38.75平米のCタイプ居室が78万円。B・Cタイプは浴室付き。

 

食費は、全食をサ高住内で食べたい人向けの月7万2000円と、外食や自炊もしたい人向けの基本料金月3万3000円+実際に食べた分の実費、の2プランを用意した。食事は自社調理で、自社で運営する「あかね農園」で採れた無農薬の野菜を使用するなど、健康面にも配慮している。

 

建物外観イメージ

 

 

歩行に注力したデイ併設 筋力増量目指す食メニュー導入

 

2階・3階には、歩くことによる機能訓練を主体にした定員30 名のデイサービス「ベルセゾン」を併設。ゴムに吊られながら歩行能力や下肢筋力のトレーニングができる機器「スペースワンダー」を兵庫県内で初めて導入しているのが特徴。

 

また、デイサービスには管理栄養士を配置し、筋力増量のためにタンパク質の摂取に力を入れた食事の提供や、持ち帰り弁当などで食を通じた体力の維持・増強を図る。認知機能の活性化を目的に、献立作りから、買物、調理、片付けまでを利用者が行う「料理リハビリ」も実施する予定だ。

 

このほか、共用部には、血行促進などの効能があるとされる高濃度炭酸泉の大浴場が設けられる。
また、1階にはベーカリーカフェ「TERRAS」があり、地域住民の生活利便性向上やコミュニティ形成にも配慮している。

 

 

居室内イメージ

 

 

 

 

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