NPO法人ライセンスワーク(鳥取県米子市)は2018年に、法人内に遠距離介護支援協会を設け、遠距離で暮らす家族の介護困難者に情報を発信する。現在18都道府県で、関連法人が介護保険外サービスを提供。また、会員制で遠距離介護に携わる人が学べるコミュニティ運営や「家族だけに頼らない介護」の考えを啓発する活動を行っている。

 

神戸貴子
代表理事

 

 

介護保険外サービスを利用することで、介護離職や家庭崩壊を防ぐ。また、子育てなどで離職中の「潜在的な介護士や看護師」の復帰支援も行い、介護保険外サービスの提供者も支援する。

「介護保険制度は家族が使うことを前提としており、今は使いづらい制度になっています。医療保険や介護保険ではどうにもならない人を助けたいです」(神戸貴子代表理事)

 

 

会員制の勉強会

 

また、法人内に介護支援協会を立ち上げた。会員制の会費無料で月1回のオンライン勉強会を受講できる。現在、会員は18都道府県で213人。勉強会は介護福祉士・看護師による保険外サービスの事例、まちづくり活動、大学教授によるセミナーなど。

 

月額2980円の有料会員は、ケアブライターコミュニティ「HOME」に所属し、将来的な起業や個人事業主としての活動を支援する。ここでは、大学教授、上場企業のマーケティング担当者、神戸代表理事などによる、マーケティング・広報・ブランディング・サービス構築・収益確保策などの講義を受けられる。

 

検定制度も設けており、全会員無料でオンライン受験できる。介護福祉士やケアマネジャー資格に関するもの、マナー、接遇などを問う。検定合格者でバッジが欲しい場合には有料で発行している。

 

 

ベアーズと連携

介護保険外サービスの提供は、N.K.Cナーシングコアコーポレーション(同)の「わたしの看護師さん」で提供している。
さらに今月1 日から、家事代行サービスを提供するベアーズ(東京都中央区)と介護領域で連携を開始した。介護や見守りを必要とするベアーズ利用者が、医療介護資格保持者によるサポート、医師とのスピーディーな連携、医療的な支援などを受けられる。

 

「ヤングケアラー支援も視野に、今後は世代を問わず情報提供を行っていきたいです」(神戸代表理事)。

 

 

 

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう